黒死館殺人事件

http://www.aozora.gr.jp/cards/000125/files/1317_23268.html
うわー。黒死館が青空文庫にはいってる。知らなかったよ。すごいなあ青空文庫。んー。でもこれを読む気になるかっつーと、それはまた別の話だな。
自動解析にでもかけて、物語ジェネレータでもできんかな。相当うまくいったとしても、頭おかしい話がでてくるだけか。

他の人にもあるのかな

いつものように「ああ、こんな本、何の役にも立たないよ。まったくあたりまえのことしか書いてないじゃん。無意味だよ無意味。こんなのみんなが知っていることばかり。何も新しいことがないじゃん。作業の苦労は全部無駄だよ無駄無駄」という声が心に浮かぶ。

これを読んで、仕事で自分も全く同じ心境になることがあるのを思いだした。特に仕事の成果を文章にまとめている時とか、その発表前とか。本を書いてるわけじゃないので、対象は本じゃないし、少くとも「何も新しいことがない」とは思わないけど、「(今までの技術から容易に想像可能でない)新しいことが何もない」、「誰でも思い浮かぶようなことしか出来てない」という考えがずっしりのしかかってきて作業がスローダウンしてしまう。
(自分と結城さんの心境を比べるのは、筋が違うという気もしなくもないが)「結城さんも同じことを感じるのか」と思いこんだら少し楽になった気がするので、そう思いこんでおこう。

これって、なにかしらのクリエイティブな仕事をしてる人には、よくある心境なのだろうか。

ふつける勉強会 10回目

http://haskell.g.hatena.ne.jp/to2y/20060903
今回はついにモナド。ボリュームが多いので、章を二週に分割することに。今日はMaybeまで。今日のポイントは、「モナドの実行順序は何によって規定されているのだろうか?」というもの。
モナドのミソはbindした処理が全部順序付けられて評価される、ということだと思うんだけど、ではその順序は何によって決まってるんだろう。モナド則?各モナドの実装?それとも処理系の裏技?
個人的には、Maybeやらの具体的なモナドのbindの実装がそれを規定している、と主張してみたが、確証なし。一般のモナド(bind)で期待するような評価順を裏切る順番で評価されるモナド、というのはモナド則を満たしながら書けるものなんだろうか。
例えば、評価を最後の式から行う逆Maybeとかか?明らかにそれは無理?

あ、あと、Kleisli tripleって何?っていうのもあるか。圏論の話になるんかなぁ。ちゃんと理解できる気がしない。