マイノリティ・リポート

作中に登場するUIは見ておかないと駄目だ、という話を聞いていたのでようやくみてみた。

まずは作中のギミック*1

ガラスのようなメディア
SFでたまにみかけるクリスタルな記憶媒体。データをうつしとると、ガラス上にその像が写り続ける。

動画をもちあるくには便利そうである。何故か、データは動画データばかりなのだったので、音声やらバイナリデータやらがどうなるかは不明。機能としてはFF-X(PS2)に登場したスフィアと同等?

ガラスのようなモニタ
透明な液晶ディスプレイ、といえばわかりやすいか。ただの表示装置ではなくデータのやりとりのインターフェイスも備えている。

透明なモニタにさっと上述のガラスメディアをセットすると表示されている画像データのコピーがとれてた。

ジェスチャによる操作
指先に発光体(レーザーポインタ?)のついたグロープをはめ、ジェスチャすることで画面上のデータを操作できる。

両手をあわせて銃のような形でデータを示すことでポイントを行ったり、手をくるくるっとまわしすことで、拡大したり、投げすてるようなジェスチャでデータを画面外においやったり、みてるぶんには楽しげ。
両手でのジェスチャしかなかったが、片手ジェスチャに対応させることも簡単そうである。
ただ、操作中に他のことをすると操作と誤認識されてちょっと嫌。トムクルーズくんも操作中に握手をやろうとして、データが全部ごみ箱いきになってました。

内容

はっきしいって「マイノリティリポート」関係ないやん!というひどい脚本になってた。
ディックの原作はもっと密度濃くいろいろ起こったあげく、「マイノリティリポート」というタイトルのひねりも効く落ちで、なかなか面白い短編だったのに…。なんでこんなにしちゃうかな。

未来は自分の思いでどんなにも変えられるんだ!

というセリフがいいたかっただけなのか。確かに原作のままだと言うタイミングなさそうだけども、いまさらそんな価値のあるセリフか?
まあ、上記のUIに限らずいろいろと みらいみらい♪した小道具やら大道具が登場するので、画面みてるだけで飽きはしなかったけども。。

*1:はてなって、階層構造作れないの?まじで?