Javascript

ちゃんと使えば使うほど格好いい。
Cぽい構文のくせに書いてるときの感覚はLispRubyに近い。変数宣言を変数の型を明示するためじゃなくて、変数のスコープを明示するためにつけるっていうのも、よく考えてみると面白い。なんといっても、プロトタイプベースのオブジェクト指向だし。語感だけでかっこいい。
なんだか、この前から僕の中にある、「プログラムの最小構成要素は関数のほうがいいのか、オブジェクトのほうがいいのか?」という問いに、ある面で答えをだしてくれそうな予感がある。ただ、オブジェクトの生成が概念的にちと理解しずらい。オブジェクト生成のコードと意味の距離がちょっと遠いかんじなんだよな。classなんていう構文を導入してしまうのはプログラマを縛りすぎだけど、今のままだとちょっと自由すぎる。その中間はないものか。
問題はライブラリと環境だよなあ。ブラウザ組みこみ言語として出発しただけに、どうしても環境(ブラウザ)に依存してしまうし、共通なライブラリ資産ができにくそう。ライブラリの動的ロードの仕組みが言語ではなくて環境にしか備わってないのも嫌なところ。
あとインタラクティブな環境が欲しいんだけど、これはRhinoを使えばなんとかなるのかなー。Firefoxに付属してくるJavascriptコンソールがもうちょっと使いやすいとそれで満足なんだけどな。Ruby信者としてはもうちょっとちゃんとした内部カーソルが欲しいけど。

おそらく言語的にはPythonも同じような位置付けになるんじゃないかと思っている。でもなー、Pythonはなー、やっぱり信用ならないんだよな…