続きを読む と ユーザービリティ

http://antipop.gs/mt/archives/001312.php
facetさんのブックマークより。

「続きを読む」なんてのは、ユーザーにクリックを強いる分ユーザービリティが低くなる、安易に使うな、という話題。全体的にちょっと違和感があって驚いたのでメモ。

リンク先には「続きを読む」の用法として5種類あげられてるけど、僕が思ってたのは3の用途だけだった。複数のエントリがだだっと並んでるときに要約(じゃなくても、何についてのエントリなのかだけわかる文書)が短かめに見えていれば、読みたくないものは読まずにすむし、エントリの閲覧性はあがる。Googleの検索結果も、同じ理屈で探しやすい。用法の1や2にあげられている「転送量とかデザインのために表示される部分を減らす」という発想は全くなかった。そういうこと考える人もいるのか。驚きだ。へー。

otsuneさんが書いてるリンク先へのコメントによると、

単純に文章の最初に全体の概要を簡潔に書くという英語圏でよくある習慣が、日本だと一般的ではないからでは。

とのことだが、文章の最初に要約を置くって日本では一般的じゃないのか。わかりやすい文章を書く上の鉄則の一つだと思ってたんだけど。ところで、一般的じゃないのは、日本のどこの分野の話なんだろう。小説なんかは関係ないよな、ブログ?。要は、「日本人のブログは最初のほうの文書だけでは何について書いてあるかわからないものが多い」ということなんだろうか。

まあ、確かに最初から読もうと思っている文章が途中で「続きを」になっていると面倒だと感じることはある。サイトに「最初から続きを全部読む」みたいなモードがあればいいのかな。