ブログに問われる書く技術、話す技術

そんなタイトルのコラムを発見。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0506/13/news012.html
えらく読みにくい文章。話題がほとんどまとまり無く次々変わるうえ、結局何が言いたいのかさっぱりわからない。「書く技術、話す技術」というタイトルからは想像もつかないようなツッコミどころ満載の内容でげんなり。

書かれている内容は4行くらいで書けて、

  • ブログ流行りだよね
  • でも読むに耐えないブログもあるよね。中には引用しかないものまである。いったい何したいんだ。
  • ブログでも「一般に公開している」という意識でちゃんと書かないといけないよ。特に日本語はしゃべり言葉と書き言葉の技術は別ものだから、日本語話せるからといって書けるとは限らないんだし。
  • 文章苦手な人は、文字のかわりに音声が公開できる音声版ブログもあるからそれ使ってみれば?でも最初は難しいから二人でかけあい形式にするといいかも。

こんなかんじ。なんでこれが3ページにもわたるわかりにくい長文になってしまうのだろうか。
結局何が言いたいのかなあ。「公開している」という意識を持て?そんなの「公開されている」ということさえ理解しているなら、どう書こうが本人の勝手だろう。金もらって書いてるわけじゃなし。音声ブログの宣伝か?そうならば、音声ブログを勧める姿勢が弱腰すぎる。そもそも、音声版ブログにしたって練習が必要というなら文章を書く練習するのと何の違いがあるんだ。オルタナティブを紹介しただけ?
今回このコラムを紹介するにあたって、どこかを引用しようと思ったんだけど、適当と思える部分を見つけることができなかった。大抵のブログだと、言いたいことをすぱっと集約したような段落があるものなんだけど…。文章を書くときには、言いたいことをちゃんとまとめた段落を作っておかないと、言いたいことは伝わらないってことですね。

あ、最後にここを引用しておこう。

「たかがブログ、そんなにちゃんとしなくても自分が楽しけりゃいいんじゃない?」という意見もあるだろう。しかしそれは、広く公開されちゃうのである。出すのも勝手、見るのも勝手のままでは、あまりにも無責任すぎるだろう。

コラムは無責任でいいの?