増殖

めずらしく再読中のサマー/タイム/トラベラーの一節より。


読書好きの異端者にとって、いつでも最大の難関は同居してる家族だ。身近だから、というだけじゃない。物理的な容量の争奪戦になるからだ。本は場所をとる。これはもう、世界がひっくりかえっても変わらない真理だった。
まったくまったく。実家にいる時はあまり気にならなかったけど、狭い一人の部屋でも致命的であります。特に引越しがつらい。でも結婚するとさらに熾烈な争いが待っているらしい。らしい、というか、熾烈に争ってた。うーむ。
にしてもなんであんなに増えるかな文庫本。油断していると、あらゆる場所に積みあがります。最近は捨てるのを上回るスピードで増殖してる気がするのだが…。なんとかならんかこれ。
うー、やっぱり希望は電子書籍か。ねっころがって自然に読めて、そこそこ安く手にはいる電子書籍希望!