よつばと!

最近あちこちで名前を見るなぁ、と思っていたところで、Amazonにお勧めされてしまったので購入してみた。

よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))

よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))

いまにもタレそうな絵柄で、明くて活動的でなんにも考えてなくて前向きで、なんでも楽しめるかわいらしい少女「よつば」とその周りの人々の日常をほのぼの書いた漫画。
ゆるい。ゆるすぎて和む。最初二冊だけ買ってみたがさらに二冊追加してしまった。
でもこの漫画、すごい危ういバランスの上に成立してる気がするなあ。「ゆるさ」をベースに「日常の一コマを印象的にきりとる」ためにがんばって演出してるんだと思うんだけど、その演出のバランスがギリギリ。あと半歩踏みこめばあざとさが鼻につく漫画になるだろうし、あと半歩引けばただのユルユルなだけの漫画になる気がする。
絵柄も含めてピッタリのところに落ちるように計算して書いてるんだろうけど、そのへんの感覚は個人差あるから、帯の売り文句が「笑える人にはおもしろい」みたいなのになるんだろうかな。

ああ、しまったモーニングを書い忘れた。これまたあちこちで言及されてるHOTELという読切のSFモノを読みたかったのに。