他の人にもあるのかな

いつものように「ああ、こんな本、何の役にも立たないよ。まったくあたりまえのことしか書いてないじゃん。無意味だよ無意味。こんなのみんなが知っていることばかり。何も新しいことがないじゃん。作業の苦労は全部無駄だよ無駄無駄」という声が心に浮かぶ。

これを読んで、仕事で自分も全く同じ心境になることがあるのを思いだした。特に仕事の成果を文章にまとめている時とか、その発表前とか。本を書いてるわけじゃないので、対象は本じゃないし、少くとも「何も新しいことがない」とは思わないけど、「(今までの技術から容易に想像可能でない)新しいことが何もない」、「誰でも思い浮かぶようなことしか出来てない」という考えがずっしりのしかかってきて作業がスローダウンしてしまう。
(自分と結城さんの心境を比べるのは、筋が違うという気もしなくもないが)「結城さんも同じことを感じるのか」と思いこんだら少し楽になった気がするので、そう思いこんでおこう。

これって、なにかしらのクリエイティブな仕事をしてる人には、よくある心境なのだろうか。