LL魂(LLSpirit)に行ってきましたよ
奇跡的に遅刻もせず参加。これまた奇跡的に途中眠りこけることもなく、大変楽しめました。ボランティアで支えてるスタッフさん達に感謝感謝。ああいう運営は大変だろうなあ。
忘れないうちに誤解と偏見もそのまま列挙。個人的には振幅の激しい一日だった。
あまりに長いので久し振りにおりたたみ。後で書きたしたりするかもしれません。
- 和田先生の話
- Language Update
- Perl
- 、、の話はよくわからない、というか他人事としか聞こえてこない…。
- Io
- やっぱりおもしろそうだ。JoltだかCokeだか(今はMETAなんだっけ?)のあたりの話とからめて把握しておきたい。浜地さんはえらいスマートな感じの人に見えた。
- そういえば全てメッセージングなので、文字をうめこんでmethod_missing相当でどうこうってネタがあったな。すっかり忘れていた。でもネタですよね…
- Clean
- PHP
- R
- これも他人事だなあ。
- Python
- Lua
- これもいまいちピンとこず。組み込み向きな(いろいろ)軽量処理系としてはよさげ。午後のセッションでわかったけど、いろんな言語の仮想敵とみなされているらしい。
- Ruby
- いままでのRubyの公式プレゼンテーションの歴史を凝縮したような見事なペアプレゼンテーション。
- 前半のMatzの発表で次々明かされる驚愕の新事実と、後半のささださんの発表で明かされるさらなる驚愕の事実。これはものすごくおもしろかった。
- Lazy Collectionに抱いたこの期待と興奮はどうすれば…
- Perl
- オレ様言語
- ひととおり名前は知ってる言語ばかりだったので新鮮さはあまりなかった。
- あ、Classicは新鮮だったか。
- なでしこ
- xtal
- プレゼンテーションがものすごくおもしろいことになっていた。「よしっ!、よしっ!」
- C++との連携を重視している、ってところは気がついてなかった。ちゃんとポリシーのある言語設計だったんだなあ。かっこいい。
- Sukuna
- forthの力は偉大かもしれない。素数生成のソースがさっぱり追えなかった。
- CatとかJoyとかも気になってはいるんだけど…。
- crowbar, Diksam
- プログラミング作成講座のモチーフである言語をここにひっぱってくるのはさすがに苦しすぎたような。
- その他
- VM魂
- Jython
- Rhino (& Groovy)
- JRuby
- やっぱりSUNは本気。
- IronPython (&IronRuby)
- 驚くべきことにMicroSoft社内には自前で作った(実装から抽出してまとめた)Rubyの仕様が存在するらしい。いやそりゃそうなんだろうけど、存在すると思うとちょっと衝撃的。ものすごく大変だったろうなあ。どうせならJRubyのテストツール(これはSUNだけど)とあわせて公開してほしい。
- DLR上でのデモはかっこよかった。インタプリタ上で言語を切り替えながらオブジェクトをいろいろいじっても整合性とれたままちゃんと動くものなのか。CLRだと結局C#のオブジェクトモデルと合わない言語からいじるのは無理があるって話だったよね?そのへんをクリアしてるってことだったのかな。
- でもやっぱり.NETよりはJavaのほうが楽しそうだなあ。
- 「IronPythonは(C)Pythonより高速」な理屈は理解できず。
- だんだんDLRの話が一番すごかったよーな気がしてきた(眠いせいかもしれない)。
- Pnuts
- あまり興味わかず
- なんとなく全体の雑感
- VMに動的言語に対する命令を追加する話
- は、なんとなく深くておもしろそうだったが、あのパネルの話からでは本当のところがさっぱりわからず。二人が全く逆のことを主張していたような、よくわからなかっただけなような。
あー列挙するのにも疲れてきた
- キミならどう書く
- Javascript
- このid:amachangのやつが一番よかった。
- ブラウザ上であそこまで綺麗にプレゼンできるのは(やりゃあできるとはいえ)見せつけられると迫力があります。
- 一覧表示までその枠組みで簡単につけたせるほどの柔軟な拡張性があったり、部分適用してブログパーツ化にも使えるあたり素晴しい。はやく使ってみたい。
- OCamlなやつ
- Javaなやつ
- 3Dオブジェクトをどうプレゼンに生かせるか、ってとこがおもしろいポイントだったと思うんだけど残念ながらそこを深めるところまでは踏みこめてなかったような。
- ネタがさっぱりわからずがっかり。
- gaucheなやつ
- XULなやつ
- これはまあ、そうですよね。
- 全体
- このセッションで一番鋭い意見は、間違いなく、質疑の時間に会場からよせられた「どのツールもページ送りという既存のプレゼンテーションソフトの枠に留まっていたのが残念」という指摘*2だと思う。
- せっかくのLLのお祭りなんだから「LLでさくっとこんなアイデアを形にしてみました」というのが見たかった。
- でも、それに対するid:amachangの反論、「素人にも使えるような」というのを考えていくと、ページ送りにまとめるほうが無難、という話は説得力がある。
- さすがにページ送り以上の自由度があって、かつ素人が簡単に構築できるようなプレゼンオーサリングツールまで作るってのは課題として厳しすぎるよなあ。できちゃったらそれだけで商売になりそうな勢いじゃない?
- そうすると、出題側の課した「素人にも使えるようなプレゼンツール」という制約が悪かった、ということになるんだろうなあ。結果論かもしれないけど。
- gaucheのやつにしてもamachangのやつにしても、その制約がなければもうすこし違う方向に向かえる可能性は十分あるように見えたので、そこはちょっと残念。
- Javascript
- Lightning Talkの気になったやつだけ
- Coqを淡々と説明していく姿に心を打たれた。
- OCamlとかHaskellのプログラムが抽出できるのは知らなかったよ。使ってみよ
- 発表されてたのは http://d.hatena.ne.jp/yoshihiro503/20070706#p1 の人ですよね。OCaml-nagoyaな人だったんだなあ。
- LTでデモを敢行するのは無理筋なのでは…
- 鈴木さんのCLOSの話はLTではないところでゆっくり聞きたかった。技術的なとこよりその心意気加減とかを。
- xbyakの仕組みがしりたい
- 西尾さんのはやっぱりおもしろい
- Coqを淡々と説明していく姿に心を打たれた。
おまけ
最後に、転がってきたボールを拾ったら、帰りにXAMLの本がもらえました。Short Coding本がめちゃくちゃ欲しかったので、それが外れたのは残念だったけどXAMLも気になるのでまあよし。ところで、WPFっていってるのって昔Avalonっていってたやつなのかな。ちょっと見ない間にフレームワークの構成もがらっと変わっているようでよくわからん。
*1:というふうに僕は理解した。違ってたらごめんなさい
*2:たださんの質問だったらしい。http://arton.no-ip.info/diary/20070805.html#p11 http://sho.tdiary.net/20070805.html#p01