ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

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「もういい加減にしとけよ」と思いながらも見てきてしまいました。こうやって見ちゃうから作るんだよなあ。くそう。
内容は、あちこちで見聞きしていた「なかなかいい。特にヤシマ作戦がすごい」という評判そのまま。今回はヤシマ作戦までのダイジェストなんだけど、ダイジェストにもそんなに不自然さは感じなかった。画も綺麗で最後らへんは迫力あった。評判になるのもわかる気はする。

ただ、こう、いかにもデジタルデジタルした処理が鼻につくところがあって、進化の方向はそっちでいいのかな、という危惧もある。人がやってるゲームをみてるみたいだった。八面体の使徒とか爆発とか地形の崩壊とかにははまるんだけど。

あと、シンジがいきなりデスマーチに放りこまれた新人君にみえてしょうがなかった。直属の上司は精神論しか言わないし、他の上司も人を消耗品としか思ってない。上層部はコソコソやってるだけで何を考えてるかわかんないし、同僚は重体になってまで喜んでサービス残業やってる。ああ、そうすると、これからは、「妙に競争意識もっててつっかかってくる奴」やら、「笑顔で近づいてきたと思ったら『僕にとってはこの会社も他の会社も同価値だからね。』とかいってさっさと転職しちゃう奴」が入社してくるんだな。……大変だ。
ああでも、次回からはストーリーも激しく変わる*1ようなので、また見ちゃうんだろうなあ。

*1:今回のやつにも「二周目」を思わせる伏線がいろいろ埋まってた気がする