キューティーハニー

みちゃいました。
劇場にはいるといきなり子供樣が大勢いらっしゃるのに驚きました。
色モノオタク映画という認識しかなかったので、かなりびっくりしました。
開始前には「ああ、この子たち、何見せられるかわかってないんだな」と一人悲しい気分になってました。さらに、後の席の(恐らく)男女二人づれが「オタクと子供しかいねえな」とぼそっとつぶやきやがったので、また一人悲しい気分になりました。


さて、肝心の映画はというと、実写のコスプレ戦隊モノの皮をアニメにかぶせていろんなネタをふりかけた一品でした。冒頭、佐藤江梨子が下着姿にゴミ袋という姿で街中を失踪するのには度肝を抜かれましたが、ストーリーの展開はよくいえば王道、悪くいえばありきたりなので、話の流れはすっきりしていて、とてもわかりやすいです。まあ、実写にみせかけて演出はまんまアニメなのでテンポも非常によかったです。


個人的にはいろいろなところのネタに反応してニヤリとしてしまったのですが、お子様にはわけがわからなかったかもしれません。
残念ながら僕の前にすわっていた子供樣3名樣は途中で理解をあきらめたようでした。
「お菓子ちょーだい」「3個とりな」「ええっ、ワタシあれあげたやんかー」とかいう会話をはじめたので、僕は目の前で展開する二つのストーリーを追うのが大変でした。


この映画は いろんな意味で「キャシャーン」と対照的な映画で、いろいろと語るべきところはあると思うのですが、今日はもうしんどいので一旦ここで筆を置きます。