アマゾンに読書魂を投げこむ

と、あまりに頭にきたので、「どんなやつらがこの本喜んでよんでるんだ」と思って、アマゾンのカスタマーレビューのぞいてみた。そしたら、まだ誰も書いてない。勢いでレビュー書いちゃいました。40ページしか読んでないのはナイショダヨ。
んで、レビュー書くためには登録しないといけないのでぽちぽち登録すると、「おすすめ商品」なんてのがあるではないですか。噂には聞いていたのですが、なんせさっきユーザー登録したところなので、体験するのははじめて。
最初に興味のあるジャンルと、おきにいりの本のタイトルをいれてやると、おすすめ商品としてばばんとリストが表示されました。
「あれーあんまし、ぱっとしないリストだなあ」と思いながら、そのリストの中から自分の持ってる本選んで評価をつけていくと、リストアップされる本が微妙に変化する。
おっと、僕のもってる本がリストに増えた気がするなあ、と気をよくして、また持ってる(あるいは読んだ)本をチェックして評価つけると、再びおすすめ商品リストが変化して…
あらまあふしぎ、だんだん自分好みのリストになっていくじゃありませんか。なんだか、趣味のあう友達をみつけた感じ。
「そうそう、これおもしろいよねー」というと、「じゃ、これ読んだ?」って答えてくれるのです。こりゃ気持ちいいわ。調子にのって200冊ほど登録しました。

登録途中で好きな作者の新刊情報みつけたり、いかにも僕が好きそうな本がリストにあがったり、なかなか役に立ちそうです。データ処理万歳。こういうの見ると、将来は擬似自分人格が勝手にメールの返事書いてくれたり、本のレビューつけてくれたりするようになるかも!とちょっと夢が広がります。ついでに仕事もしてくれないだろうか。

200冊分ほうりこんだ僕の読書魂はアマゾンに流れこんで、いろんなところで使いまわされるのだろうけど、僕に合う本を選んでくれるっちゅーなら、いくらでも読書魂を使わせてやろうじゃないか。

傑作を見つけてくれるなら安いもんです。