本日のご購入〜
(ほんとは18、19だけどな)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2004/12/09
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- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
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- 作者: 恩田陸
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生首は中盤あたりまできましたがおもしろいですよ。えーと、なんだろ久しぶりにまっとうな本格ものを読んでいるという感覚があります。舞台はまともな現代なのに、思わせぶりな舞台装置や小道具とその中をうろつく法月りんたろうのヤリトリは、明かに懐しい探偵小説。
しかしあれですよ。久しぶりに「このミス」を読んで思った。「あれ、これってこんなにつまんないことしか書いてない本だっけ?」。昔はもうすこし刺激的だった気がするのだが、エラク薄い本になってしまったような…。なんだろか、この気の抜けぐあい。ダヴィンチかと思ったよ。ふつーに本紹介して、ふつーに対談して、「隠し玉コーナー」ではふつーに懺悔して。いたってふつーなガイド本でした。
最近、ネットでいろんな感想がすぐに読めるからかもしれない。もちろんネット上の文章なんて玉石混淆なのだけれど、それでもたまには上質な文章に巡りあうし。昔の「このミス」って、でたとこ勝負でいい意味のナンデモアリ、みたいな雰囲気があったんじゃなかったかなあ(うろ覚え)。昔からこんなんでしたっけ?