未来(あした)のおもいで

未来(あした)のおもいで (光文社文庫)

未来(あした)のおもいで (光文社文庫)

黄泉がえり」が発見できてないので、「カジシン」の時間旅行物に手をだしてみた。
クロノス・ジョウンターとかの大仰な機械を持ちださず、山中のなんのことはない洞を時間旅行の道具立てに使ったのは御見事。山のイメージも美しい。
でも、まあ、いってみれば、それだけのお話で、そのような舞台でいつものわかりやすいハッピーエンドな恋愛物語を書きました、という感じ。いまいち。