Method Finder

Method Finder というのは、振る舞いからメソッドを探す(!)ためのある種“逆引き”ユーティリティ。「3. 4. 7」とかいうふうに、レシーバ、引数、(期待される)返値の順にリテラル(あるいは値を生成する式)をピリオドで区切って入力すると、該当するメソッドを列挙してくれます。 Squeak のように冗長性に富んだ API を持つ(悪く言えば、誰がこんなの使うんだ的メソッド群多数な(^_^;))システムにたいして、私のように“あるものはどんどん利用してラクしてやっつけてやろう…”というセコイ根性で接する人間にはたいへん重宝するものです。

Squeakにはクラス/オブジェクトブラウザだけでなく、Method Finderなるものまであるんですね。すごいなあ。さすが「今ある環境に自由にアクセスしていくだけで新しい環境が作成できる環境Squeak」。
Method Finderではレシーバも指定して検索するみたいだけど、引数と返値だけの指定では検索できないのかな。そこまでできると、(http://d.hatena.ne.jp/sshi/20050225/p1)に書いた「テストケースから実装を検索」にかなり近い雰囲気なのだけど。

Method Finder Ruby

http://d.hatena.ne.jp/shinichiro_h/20050822
おおー、shinichiro_hさんがMethod FinderのRuby版を実装してくださっている。これ、RefeとかAPI検索系に組みこんだら便利なんじゃないかな。