ETV特集 ロボカップ

http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2005/1015.html
うお、漫然とテレビで映画「踊る大捜査線」を見ていたらNHKロボカップの特集やってるじゃないか。こっちを見よう。直方体に器具をいくつかとりつけたような面白みのない形をした車輪付きの箱型ロボット達が、完全に自律して動いてオレンジ色のボールを相手のゴールに押しこむロボカップ
ちょっと楽しげだ。さすがにロボットを作る技術は僕にはないので、ソフトウェアでやりたいなあ。って最近こんなんばっか。

観戦中

うお。寸胴なロボットが(まだ)稚拙なAIでふがふが動いてるだけだろうと、ちょっぴり馬鹿にしてたけど、これはかなり面白いぞ。国(チーム)によってかなり個性がある。ドイツは高速ドリブルと短めのループシュート、オランダは力強いロングシュート、そして慶應大学は数でパワーの差をカバーする組織的な動きとシャープなシュートにPK戦を制した攻撃的なキーパー。
はいりこんで見ていると、それなりにサッカーぽく見えてくるから不思議だ。特にドイツの高速ドリブルからのシュートに何度もやられてしまう阪大をみて、解説の人(だれだったんだろ)が「相手がスピードに乗る前につぶしにいかないといけませんよ!毎回同じパターンでやられてる!ほらまたやられた!体をいれないと!」と、普通にエキサイトしてたのにはちょっと笑ってしまいました。

二足歩行するヒューマノイドタイプ

ヒューマノイドタイプもあるのか、今度は寸胴な箱型ロボットじゃなくて二足歩行するロボットが、実際にボールを「蹴って」サッカーする。ちっちゃいのにちゃんと二足歩行するんだなあ。すごい。これくらいのロボット並べてプログラミングしてみたい。

そして箱型ロボットの決勝戦

高速ドリブルのドイツ対わらわら寄りあつまってくる慶應の対決。結果は、ドイツのロボットが不調だったようで、一点差で慶應の勝ち。慶應チームは、気持ち悪いほどわらわらと集団で動いて早めにボールを奪い、コースが空くやいなや鋭くシュートを蹴りこむ。ドイツチームも、孤軍奮闘ながらドリブルで数台の慶應ロボットを抜きさって鮮やかなゴールを決める。さすが決勝戦、いい試合だった。