巨像でけぇ、巨像つえぇ
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巨像を3体倒すところまでプレイした感じでは、こちらの詳しいレビュー(http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20051028/wan.htm)とだいたい同じ感想。このレビューで懸念されてる点も個人的には許容範囲だった。
巨像はえらい強いので、気をぬいて直撃を連発で喰らったりするとワンダは簡単に死んでしまう。でも、ほっとけばワンダの体力も回復してくれるので、上手く逃げまわっていればそれなりに耐えられる。で、強い巨像を倒すには、弱点を直接攻撃しないといけない。馬鹿正直に切りかかっていっても全くの無駄。弱点の場所は比較的簡単にわかる*1んだけども、なんといっても相手はでかい。みあげるような巨像の頭んところが弱点でも、そう簡単には攻撃できない。巨像の体によじのぼったり、違う弱点を攻撃して相手を横倒しにしたり等々、弱点に辿りついて巨像を倒すには、倒し方をちゃんと考えないといけない。
この「巨像の倒し方」が結構上手く作りこんであって、すぐにはわからないんだけども、弱点の場所と相手の格好を元に、想像力をはたらかせて試行錯誤していけば辿りつけるようになっている*2。まあ、試行錯誤してると時間がかかってしょうがないんだけども、その時間も緊張感があって楽しい。
かくして巨像との戦いは、巨像の攻撃をかい潜りながら弱点と隙をつく方法を試行錯誤する長い長い戦いとなるわけです。時にはふりおろされる巨大な拳や足から逃げまどい、時にはどでかい巨像から振り落されないようにしがみつき、時には容赦なく弱点に剣を叩きこむ、ワンダと巨像の緊迫した時間。そして、やがてくる最後の一撃。
轟音とともに現われた巨大で強力な巨像を我が手で倒す達成感。「ワンダと巨像」はそんな感覚を体験させてくれる名作です。最後の一撃はせつないよ。