ギャグマンガ日和1

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 1 (ジャンプコミックス)

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 1 (ジャンプコミックス)

「読んでみるといいよ」と言われたので、読んでみた。まずは一巻まで。
ブラックさをベースに過剰にポップさで装飾した不条理系ギャグマンガ。なかなかおもしろい。新幹線の中で読んでいて何回か笑いを噛みころした。
三国志の話なのに○○人が登場してくるネジの外れ具合といい、権威をまるで形無しに馬鹿にしまくるところといい、なんとなくモンティ・パイソンを思い出させる。モンティ・パイソンの理屈っぽさを、力押しのノリの良さに置き換えて漫画にした感じか。
ただ、一巻では「歴史上での権威あるリーダーが情けない人物で、副長以下全員に馬鹿にされる」というパターン(「銀魂」の新撰組近藤から勢いを取り除いたような)が繰り返し登場したので少し飽きた。後半のほうの巻では、「コワクテ読めない」のもある、という噂なので、それに期待。それとも、このパターンをもっと楽しむべき作家なのだろうか。まだ判断できず。
さー二巻読も。