THE有頂天ホテル

たいそうおもしろうございました。2時間半くらいある映画だけど、全然長く感じなかった。けっこうな人数がそれぞれなんやかんやしながら、最後のカウントダウンパーティに雪崩れこんでいくのに、キチンとつじつまを合わせてるはさすが。
ただ、なんというか、いつもの三谷幸喜の笑いとはちょっとズレてる気がするんだよな。面白いことは面白いんだけども、ちょっと過剰な笑いに偏っているというか、微妙なツボをツイてくる三谷幸喜な笑いが少なかったような。キャストが豪華すぎて、それぞれ"ツボ"が薄まってる気もしないでもない。特に、伊東四郎と角野卓造は、あんなにまでしなくても良かったんじゃないかと、見終ってから思った。んーでもこれは、つい最近、この二人が主演(？)の「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」を見たからかもしれないなあ。映画だとああいう感じなんだっけか？
それに人数多すぎて、誰がどこで何してたかちゃんと見れた気がしない。明らかに見逃してそうなのが、麻生久美子の初登場シーン。DVD待ちか。

あ、あれリアルタイムストーリーだったのか。そうか。気がついてなかったよ。そういえばそうか。