SchemeはLispの方言なのか？

もちろん、Lispには文法がS式で統一的に書けていてマクロ処理が強い、であるとか、動的型付けと言った特徴があってHaskellと単純には比較できないのですが、それを言うならSchemeの方がモダンで良いと思うわけです。 追記:SchemeはLispの方言にしばしば含められますが、上に挙げた違いはかなり大きくて、別の言語といったほうがよい、というのが私の意見です。

いままで「SchemeはLispの方言」って考えなしに言ってたけど、確かにそうだよな。全然違うよな。少なくとも、PythonとRubyくらいは違う気がする。これから別言語って言うことにしよ。でも、良く考えてみると、Lispと名の付くものはEmacsLispしかいじったことがない。そんな僕にはそういう事をいう資格はないのかも。
でもでも、(Common)Lispを使ったことがないのは、一番最初にSchemeからはいったせいか、

• Emacs と Lispというあまりのミスマッチさに仰天して、EmacsLispを使いこなせなかった
• 「CommonLispは動的束縛だ」とかいう「噂」に不吉なものを感じて敬遠していた。

からであるわけで。それは「Schemeのモダンさ」を僕なりに感じとっていたからではないかと思うわけで。そういう感覚は大事にしていきたいと思うわけで。やっぱり別物だと主張していくことにしよう。