サマータイムマシン・ブルース 再び
サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) [DVD]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/02/15
- メディア: DVD
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- 作者: 瑛太
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: DVD
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去年見た映画(http://d.hatena.ne.jp/sshi/20050904/p2)だけど、ヨーロッパ企画の演劇のとあわせてDVDを購入。やっぱこれ面白いなあ。まぎれもなく歴史に残る青春タイムマシンSFものだと思うわけですよ。はい。
DVDのコメンタリでも言われてるけど、演劇と映画では舞台が全然違うのに、話の芯はまるっきりそのままだ。演劇では部室だけしかでてこないのに、映画では野球したり、銭湯いったり、映画館いったりする。にもかかわらず、構成がほとんど同じ。同じ話の筋が見事にアレンジされている。なんというか、もともとの脚本がそれだけ無理なく良くできてるってことなんだろうな。それゆえに、派手なアレンジにも耐えるというか。
それからよーく映画版の映像を見てると、この前書いたネタバレの最後の考察は間違っていたようだ。悲しい。話としてはそっちのほうが美しい気がするんだけどなー。くやしいので、撮影では設定し間違えた、つまり映像のほうが間違っているというふうに強気に解釈しておこう。
あと、演劇版を見る前に不思議だった、過去と未来の一人一役なんだけど、これも見事に処理されていた。同時に二人だすのは無理なので、役者ががんばって早変りしてるだけ。でも、見てるとすごい自然なんだ。素晴しい。
なんにせよヨーロッパ企画には要注意だ。今度関東にきたら是非みてみたい。