デスノート

http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/
そういえば見てきたよ。
いやいやいやいや、なかなかどうして。あの字で説明されまくった心理戦漫画がちゃんと実写映画に仕上がってました。御見事。けっこうおもしろかった。
月の幼馴染の女のコ、なんていう劇場版オリジナルキャラも登場していたり、超映画批評(http://movie.maeda-y.com/movie/00744.htm)で100点満点中25点なんていう酷評されてたりしたので、どうなることかと思ったけど、蓋をあけてみれば不自然な独白シーンもなく、藤原竜也による「実写にしても嘘臭くない月」が計算を巡らせまくる非常にわかりやすい映像版デスノートになってた。
特にラストが素晴しい。劇場版の月の設定とかオリジナル幼馴染キャラとかLとか、そこまでの伏線とかがすべてつまった後編への強烈な煽り。いやーよかった。
まあ、藤原竜也はどこまでいっても藤原竜也なので、漫画版の『神』月をそのまま再現できてるわけじゃないんだけど、実写映画であの月をそのまま再現できる気はしてなかったので十分許容範囲。むしろ、劇場版は「漫画読んでない普通の人にも2時間弱で理解しやすい月」像を起点に「DEATH NOTE」の世界観を再構築することを試みていて、それは十分成功していると思った。
あ、でも、南空ナオミだけはもうちょっとなんとかならんかったんだろうか…