Common Lisp ってもうひとつのCなんだな
gauche.nightのおかげでCommon Lispがまた格好良く見えてきたので、
- 作者: ポールグレアム,Paul Graham,久野雅樹,須賀哲夫
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/08
- メディア: 単行本
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基本にしているのがコンスかメモリ領域かって違いはあるけど、Lispでコンスから形成されるListという単純なものを使っていろんな構造を組みあげていくのは、Cで単純なメモリ領域を指すプリミティブな型から構造体やらを使って構造を組みあげていく感覚に似てる気がする。特にマクロの泥くささは、メモリ管理の泥くささに通じ…ちょっとこじつけか。まあ、なんというか綺麗な世界にだけ留まってないところが似てるかな、と。
歴史が古いのもいっしょだし、ハードウェアとの距離という意味でもLispマシンなんてのもあったわけだし。
そうすると、CからC++やJavaへの進化は、静的な型をつけて多相型をとりこんだMLとか、モナドや一意型を備えたhaskellやClean、体系をシンブルに制限したschemeへの進化(?)に対応するんだろうか。いやなんか変か。うーむ。
あ、JavascriptやActionScriptがクラスを備えるほうにバージョンアップしようとしてるのも同じ流れなんだろうか。うーむ。