RubyKaigi 2007
初日いってきたよ。
インパクトのあったものを列挙
- JITに夢を託すより、AOTで。
- 言語処理系を実装するとフェローになれたり、彼女ができたりする
- 1.9に唐突に実装されたFiberは状態遷移の記述に使える?
- mputさんは偉大
- JRuby 1.0 Release!
- artonさんの発表が格好よすぎて死ぬ。発表のスタイルは勿論、10分くらい押してたスケジュールを自然な流れでぴったり元に戻したのは流石。
- 会場の半分くらいの人がRailsで飯をくってるらしい。まじですか。
- やっぱりRindaはおもしろそう。
- LTなのにあまった時間でコントする人
- 全自動なLT
- 統計的な予測ではRuby1.9.1のリリースは2009年になって、2011年に関連書の出版ラッシュがあるらしい。
でも、一番インパクトあったのは何年も会ってなかった友達と会場でばったりでくわしたこと。まさかRubyKaigiな会場で会うとは思ってなかったよ。知らない間にドリコムな人になっていたらしい。ひさしぶりに関係者集めて飲みにでもいきますか。
id:soutaroさん、id:yoriyukiさんと(ちょこっとだけだったけど)話せたのも収穫だった。typing Rubyもhatenatailもおもしろいのでもっと広まって欲しいな。
初日通してみると、やっぱりJRubyとRailsが目立つなあという印象を受けた。それでもってLTのトリの高橋さんが「Rubyの衰退」なんて話をしだすもんだから、『Rubyのキラーアプリとして登場したRuby on Railsは、1.8レベルで仕様を凍結したJRuby on RailsとなってJavaに吸収され、エンタープライズ系はごっそりSUNに持っていかれたあげく、1.9な(C)Rubyはまた飯が食えないマイナー言語に戻る』という嫌な妄想が頭に浮かんでしょうがなかった。
さらに悪いことに、一回そう思うと今日の発表の中のいろんな人のいろんな発言がそのシナリオへの伏線に思えてくる。特に、高橋さんのスライドにあった「ターニングポイント」というでかい字が不吉極まりない。そうなったらJRuby1.0リリースが発表された今日という日はこれ以上ないターニングポイントだもんなぁ…。
追記
http://jp.rubyist.net/RubyKaigi2007/Log.html (http://d.hatena.ne.jp/TAKESAKO/20070609 経由)
RubyKaigi2007の速報ログサイトなんてのがあるのかー。るびま編集部がんばるなあ。すごい。