安楽椅子犯人 「湖岸の盲点」

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読者への挑戦付きサウンドノベル。解答をメールで送って正解すると、正解者の中から抽選で賞品が貰えるらしい。締切は8月11日。大山さんのコメントがついていたので、くそ忙しいのに読んで(プレイして)しまった。そして考えるはめになった。くそう。

ゲームの形式は選択肢のないサウンドノベル(いまどきは違ういいかたするんかな)、要は文章に音とキャラ絵とか背景とかついてくる。倒叙物で犯人は最初からわかっていて「犯人がおかした四つのミス」をあてろ、というのが問題。そういう意味では犯人当てではないけど、ちゃんと「読者への挑戦」もでてきてルールの説明なんかもある。趣味的だ。大好きだ。

感触としては、ひぐらしみたいな無茶苦茶な感じじゃなくて、「ちゃんと考えてつくってあるなあ」という感じ。あちこちに伏線がちりばめられてて、いろんな可能性をつぶしてまわってる。問題とされてるのは犯人がおかしたミスだけなんだけど、登場する刑事の立場からもちゃんと犯人が搾りこめるように作ってあると書かれてるので、そのせいなんだろうな。

で、友達に教えて二人でああだこうだいってたんだけど、わかった!といえるのは三つだけ。あと一つは候補はいろいろあるものの、決定打という感じがしないんだよなあ。なんだか、一つのミスだけで十分犯人を限定できてるような気もするし。そうでもないんかなぁ。