iTunesノウハウ

僕は普段、曲やら画像データを全てLan上のディスクにほうりこむようにしている。iPod miniには曲管理ソフトiTunesがついてくるのだが、iTunesで管理する曲もデフォルトの管理領域じゃなくてLan上のDiskに置きたかった。いろいろ試したあげくに成功したのでその覚え書き。ちなみに、環境はwindows2000iTunesのバージョンは4.8.0.31。

iTunesの曲管理のひみつ

iTunesでは、各曲の作者やらアルバム名やらをちゃんと覚えていて、管理下の曲の中から柔軟にに検索ができる。一回曲をiTunesに登録してしまえば、曲ファイルの場所は気にしないでよいので便利。登録の方法は二つで、iTunesを使ってCDからインポートする方法と、iTunesのライブラリ画面にファイルをドロップする方法。
CDからインポートしたファイルがどこに配置されるかというと、編集→設定→詳細のタブで設定できる[iTunes Music]フォルダ。ただ、管理下の曲ファイルが全てこのフォルダにあるわけでないことに注意。ライブラリにドロップして曲を追加した場合には、その曲ファイルが[iTunes Music]フォルダ外にあってもそのままiTunesの管理下に登録できる。逆に[iTunes Music]フォルダに曲ファイルをコピーしただけではiTunesには登録されない。最初これがわからなくて少しはまった。

というわけで、ある曲がiTunesの管理下にあるといっても、その曲ファイルが[iTunes Music]フォルダ以下にあるとは限らないのだが、この二つを一致させる方法も用意されている。ひとつめは、詳細の中の「ライブラリへの追加時にファイルを[iTunes Music]フォルダにコピーする」というオプション。このオプションを付けておくと、ライブラリにファイルをドロップした時に自動的にファイルを[iTunes Music]フォルダにコピーしてくれる。iTunesへの曲登録はCDからインポートするか、ライブラリへの追加するしかない*1ので、結局iTunesの管理下にある曲ファイルは[iTunes Music]フォルダ以下に配置されることになる。ふたつ目は、詳細設定→ライブラリを統合、という機能。これを実行すると、[iTunes Music]フォルダ以外の場所で登録された曲ファイルが全部[iTunes Music]フォルダにコピーされる。

やった作業

今回やった作業メモ。すでに持っているMP3ファイルをiTunesに登録しつつ、曲ファイル実体をLAN上のディスクに置く作業。

  1. 編集→設定→インポートで、MP3エンコーダを選択*2
  2. 編集→設定→詳細で、[iTunes Music]フォルダをLAN上のディスクのパスに変更。
  3. iTuneのライブラリ画面に、登録したいmp3ファイルをドロップ。ドロップするとコピーがはじまるが、コピー中でも次のファイルをドロップできるので、問答無用でがんがんいける。

*1:他にもあったら教えてください

*2:CDからインポートしないなら必要ないかも